【健康経営に取り組む企業】スマホアプリのポイント付与で社員の健康増進を目指すサントリーホールディングス

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スマホと専用サイトで健康管理。ポイント付与で健康促進

社員の健康向上により、企業の生産性向上、収益向上を目指すという “健康経営” 。この取り組みの一環として、サントリーホールディングスは、 9 月中旬からグループの従業員約8500人を対象にポイント制度を導入することを発表しました。

このポイントは、専用サイトとスマートフォンアプリで管理します。従業員は、生活習慣改善に向けての目標の設定や管理をそのアプリで行うことができます。このアプリでは、自身の歩いた歩数や体重、血圧を入力することで、日々の数値を管理することもできます。

年次有給休暇の取得や、健康診断の受診、毎日の歩数入力、健康セミナーへの参加など、ポイントを取得するための手段も多く用意されています。

たまったポイントは自社グループの特定保健用食品 (トクホ) や、食品、家電製品などと交換できるとのこと。ポイントを貯めて、さらに 「胡麻麦茶」 、 「伊右衛門 特茶」 などのトクホ飲料や 「セサミンEX」 などの健康食品を手にできるという、健康を意識する社員にとってはうれしい特典と言えます。

 

人間ドックなどの充実した健康維持対策

またサントリーでは、社員の健康維持のため、多様な制度を導入して従業員の健康に配慮しています。 40 歳以上の従業員には、毎年の定期健康診断に代わり人間ドックの受診を義務付けています。さらに、産業医、メンタル専門医、看護職、臨床心理士といった産業保健スタッフの体制を整えており、 2014 年からは看護職が全事業所に訪問し、全従業員と面談を行うなど、従業員の健康状態や生活習慣を把握し、疾病の早期発見・早期対応につなげる取り組みを進めているとのことです。

それらの取り組みに加え、メンタルヘルス対策にも力を入れています。従業員本人がストレスに気づいて対応する 「セルフケア」 と、マネジャーによる職場環境改善や個別相談の実施などの 「ラインケア」 の双方から施策を講じています。さらに、メンタル専門医、臨床心理士によるカウンセリング、ストレスチェックなども実施しています。

 

スマホアプリの活用で、他社の健康経営をサポート

このように自社の社員の健康を増進する健康経営に取り組んでいるサントリーグループですが、自社のみならず他企業の「健康経営」をサポートするポイントサービス「サントリー GREEN+(グリーンプラス)」を開発しています。

業界初!企業の「健康経営」をサポートする、自動販売機とスマートフォンを連動させたポイントサービス「サントリー GREEN+(グリーンプラス)」を開発 ( 2016 年 7 月 26 日)
http://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/article/SBF0437.html

この 「サントリー GREEN+ (グリーンプラス) 」 は、 “健康経営” を掲げる企業のオフィス・事業所内に設置した自動販売機でポイントを貯めることができるサービスです。対象自動販売機でサントリー飲料を購入したり、期間内に規定の歩数を歩いたりすることで、スマートフォンの専用アプリにポイントが貯まります。貯まったポイントは対象自動販売機でサントリーのトクホ飲料に交換できるということです。

トクホ飲料など、 “安全性と有用性の科学的裏づけをもった、人々の健康に役立つ商品・サービスを提供する” という考え方のもと企業活動を行っているサントリーグループ、自社グループ社員の健康だけでなく、他企業の社員の健康サポートも、スマートフォンアプリを活用したポイントサービスを通じて行っていきます。

 

■ 出典
サントリーグループの CSR 「健康経営」:
http://www.suntory.co.jp/company/csr/activity/diversity/health/
サントリーグループの CSR 「健康で豊かな生活への取り組み」:
http://www.suntory.co.jp/company/csr/activity/service/healthy/
SB アットワーク株式会社「ストレスチェック」:
https://www.softbankatwork.co.jp/wellness-eye/clients/suntory/
サントリー食品インターナショナル ニュースリリース:
http://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/article/SBF0437.html 

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