【第4回】松本慎一先生によるバイオ人工膵島移植の進捗状況

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バイオ人工膵島移植実現に向けて、その進捗状況を、この分野の第一人者である松本慎一先生(日本初の膵島移植医で医療用ブタ開発のために自ら法人まで立ち上げられました)より毎月報告していただいています。
第4回は、医療用ブタの進捗や、10年後バイオ人工膵島がどのようになるのか“実行宣言”です。

バイオ人工膵島移植の進捗(第4回)

日本国内でバイオ人工膵島移植を実現するため、医療用ブタ誕生に向けて一般社団法人医療用ブタ開発機構が畜産業者とタイアップして、鋭意進めています。その中で重要な医療用ブタを育てるためのクリーンルームがほぼ完成しました。クリーンルームを前にして、これからすべき事柄がより鮮明になり、いよいよ、始まると身の引き締まる思いです。
6月14日(土曜)13時からは、「サイエンスフォーラムin神戸」が開催されます。


対象者は、どなたでも大丈夫です。私からは、「バイオ人工膵島移植の実現-2025年から2035年に向けて-」と題して、30分ほどお話します。

イベント詳細はこちら>>

講演のあとは参加者交流会があり、私も参加します。交流会では、普段疑問に思っていることなど、直球でぶつけてください。
今回の講演では、2025年、つまり現在からこの先10年でバイオ人工膵島移植がどのようになっていくか、私の知識を総動員して予想します。
実は、東日本大震災で延期せざるを得なかったのですが、日本IDDMネットワークの特別シンポジウムのために用意していた「情熱が最先端の研究を成就させる」という内容を、翌2012年の日本IDDMネットワークメールマガジンに寄稿し、「2020年に人から人への膵島移植が保険適用になる」ことを予想し、ズバリ的中しています。予想が当たったというより、有言実行のほうが近いと思います。今回の講演も、10年後のバイオ人工膵島移植の世界をズバリ的中させたいと思っています。

引き続き、ご支援をよろしくお願いいたします。

「バイオ人工膵島移植」実現を支援する >>

 
◇松本慎一先生連載記事
▶ 【第1回】バイオ人工膵島移植の進捗状況(松本慎一先生)
▶ 【第2回】バイオ人工膵島移植の進捗状況(松本慎一先生)
▶ 【第3回】バイオ人工膵島移植の進捗状況(松本慎一先生)
▶ 【第4回】バイオ人工膵島移植の進捗状況(松本慎一先生)

バイオ人工膵島移植の研究を続ける国立健康危機管理機構の霜田雅之先生にも、毎月報告していただいております。合わせてご覧ください。
◆霜田雅之先生連載記事
▶ <第1回>バイオ人工膵島移植の進捗状況(霜田雅之先生)
▶ <第2回>バイオ人工膵島移植の進捗状況(霜田雅之先生)
▶ <第3回>バイオ人工膵島移植の進捗状況(霜田雅之先生)

プロフィール
名前:松本慎一
神戸大学大学院医学研究科 客員教授
日本IDDMネットワーク理事
日本初の膵島移植医

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