プロ野球人の社会貢献活動を表彰する報知新聞社制定の「ゴールデンスピリット賞」の第19回表彰式が行われ、阪神タイガースの岩田稔投手が表彰されました。
岩田投手は、自身が高校2年生時に「1型糖尿病」を発症した事を受け、2008年から同じ1型糖尿病患者の支援を開始しました。
2009年からは毎年1勝につき10万円を1型糖尿病の研究支援を行う基金(日本IDDMネットワーク)に寄付し、患者とその家族約400人を球場に招待してきた地道な活動と、インスリン注射を打ちながらマウンドに立ち続ける勝負魂と闘病患者に優しく寄り添う姿勢も高く評価されています。
「ゴールデンスピリット賞」の「受賞者が指定する団体・施設などに報知新聞社が200万円を寄贈」では、日本IDDMネットワークが指定を受けました。そして、今回の受賞をきっかけに、日本IDDMネットワークは「岩田稔基金」を創設いたしました。
またチャリティーパーティーにも積極的に参加され、2017年12月22日には、岩田投手のお知り合いの方やプロ野球の選手が集まり、1型糖尿病担当医(主治医)との対談、プロアスリートグッズのオークション等を開催されています。
日本IDDMネットワークでは、この収益90万円も合わせて総額300万円の「岩田稔基金」による研究助成を予定しています。
岩田投手はじめ、ご支援いただいた皆さま、そして、患者・家族とともに1型糖尿病根治を一緒に祝いたいですね。
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