日本IDDMネットワークでは、１型糖尿病患者の故山田和彦様のご遺族により託された遺産を財源として「山田和彦賞」を創設いたしました。
山田和彦様は他の人からの移植や機械に頼らず自分の体は自分の体の中で治ることを期待されていました。そして生前ご家族には、自分の後に続く特に若い患者には１型糖尿病の「根治」が実現することを願い、ご自身の財産の一部をそのような治療方法の実現に貢献できる研究に提供したいとのご意向でした。
本賞は山田和彦様のご遺志に沿い「自らの体の中で膵島を自己再生するような根治療法」につながる研究分野で優れた功績をあげた研究者へ賞金として1000万円を贈呈し、今後の1型糖尿病根治に向けた研究の進展を期待するものです。
このたび、以下のとおり第１回山田和彦賞授賞式および記念講演を行います。
■受賞者
京都大学iPS細胞研究所 所長 山中伸弥氏
■受賞理由
山中伸弥氏には世界で初めて患者自身のiPS細胞による再生医療という画期的な「根治」への可能性を拓いていただきました。山中氏が所長を務める京都大学iPS細胞研究所では1型糖尿病を対象としたさまざまな研究（長船教授、川口教授ほか）が着実に進んでいます。
また、自ら研究への寄付を呼びかけ、日本の寄付文化の進展にも寄与されています。
■授賞式および記念講演
日 時：2018年5月27日(日)13時～15時（12：30開場）
会 場：京都大学iPS細胞研究所（CiRA）講堂
〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町53
https://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/about/access.html
定 員：20名（先着順）
参加費：無料
申込方法：下記URLよりお申し込みください。
https://japan-iddm.net/ykaward_input/
お問合せ：認定特定非営利活動法人日本IDDMネットワーク
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