元Jリーガーの杉山新さんは23歳の時に1型糖尿病を発症。一度は戦力外通告をされながらも再契約を勝ち取り、病気と共生しながら、16年間プロサッカー選手として活躍を続けてきました。
現役を退いた現在は、著書『絶望なんかで夢は死なない “難病Jリーガー”杉山新、今日も全力疾走。』を出版し、東京実業学園高校のコーチをするかたわら、『1型糖尿病 ドリームチャレンジ実行委員会』(任意団体)を設立し、1型糖尿病の啓発活動も行われています。
そんな杉山さんは、1型糖尿病を持ちながら世界を代表するサッカーチーム「レアル・マドリード」で活躍するナチョ・フェルナンデス選手の姿を目の前で観せたい!と、2017年にクラウドファンディングで資金を募り、1型糖尿病の子ども達5人をスペインに連れていく夢応援プロジェクトを実現されました。
◆ 元Jリーガー杉山新×ナチョ選手!! 1型糖尿病の子ども達を欧州へ(杉山 新 2017/08/18 公開) – クラウドファンディング Readyfor (レディーフォー)
今回、その第2弾として再度、スペインでの試合生観戦に同行する1型糖尿病の子どもたちを募集されています。
ぜひ行ってみたいというお子さんや行かせてみたいというご家族の方は、下記の主催者案内文をご覧の上、必要事項10項目を明記し、作文を添えて、6月20日(木)までにメールにてご応募ください。
<必要事項>
①お子さんのお名前;
②フリガナ;
③年齢;
④学校・学年;
⑤クラブ;
⑥保護者のお名前;
⑦ご住所;
⑧携帯番号;
⑨アレルギー;なし、ある[何 ]
⑩1型糖尿病以外の持病;なし、ある[何 ]
<作文>
作文テーマ;「実現したい夢について」
※作文は原稿用紙2枚程度(800字)添付、PDF可
<送付先>
info.dreamchallenge.type1d@gmail.com
※上記メールアドレスをクリックすると、宛先と件名、本文が自動的にセットされます。
<詳細>
1型糖尿病ドリームチャレンジ実行委員会Facebookページの投稿をご覧ください。
1型糖尿病のナチョ・フェルナンデス選手。世界を代表するサッカーチームであるレアル・マドリードで活躍する姿を目の前で観たい人はいませんか?
2017年、元Jリーガーで1型糖尿病の杉山新が企画して、レアル・マドリードの試合に5人の1型糖尿病の子ども達を連れて行きました。
全国から集まった5人は、世界の舞台で活躍する同じ病気のナチョ選手の姿を共に観たことで、心持ちも、行動も大きく変化しました。
ナチョ選手は、
食べ物の種類にはちょっと注意が必要だ。でもなんでも食べるよ。
幸運にもコントロール出来ているし、医師ともよくやっている。すでに言ったように、1型糖尿病は人を更に責任ある存在にしてくれる。
自分のことにより気を使うようになる。これからの人生でもそうなると思うよ。
まあ、完全な治療の方法が見つからない限りはね。
病気があることは、まるでチームメイトが隣りにいるようなものなんだよ。
と語り、1型を発症したことをプロ選手としての健康管理、食事管理に活かすきっかけにしています。
世界屈指のサッカーチームで、活躍する姿を見てサッカーにも、そして、人生にも大切な
自分で考えて行動するという自主自立した生き方のキッカケとなれば、、、と考えました。
同じプロサッカー選手として16年(病気発症以降12年)Jリーガーとして活動してきた杉山新とともにマドリードへ一緒に参加するお子さんを募集しています。
参加患児のご家族には、
●ご自宅から成田空港までの交通費実費
●現地でのお子さんの交通費(移動は主に地下鉄)
●お子さんの食費、お土産代
などをご負担いただきます。
それ以外の渡航費、現地宿泊費、試合チケット、ガイド費用などについてはクラウドファンディングというしくみを活用します。このしくみを活用することで、支援金を募り、また病気の啓発を進めます。
☑︎お子さんの夢の実現を応援したい!
☑︎Jリーガー、スペイン代表選手から自立心を吸収してほしい。
☑︎プロとしてサッカーを続けてきた経験を直接聞かせてあげたい。
☑︎中学、高校と学年が進むに連れ、自分で血糖値管理をしていけるようにしたい。
などのお考えをお持ちのご家族のみなさま
サッカーやスポーツに取り組んでいるお子さまがこの企画への参加を通して、夢を実現する気持ちを持ち、自主自立のキッカケとして頂けましたらうれしいです。
1型糖尿病ドリームチャレンジ実行委員会
代 表 杉山新[1型糖尿病・元Jリーガー]
副代表 善福克枝[スポーツキャリア・プロデューサー]
世界屈指のサッカーチームであるレアル・マドリードに、現役で同じ1型糖尿病のナチョ・フェルナンデス選手がいます。2018年のロシアW杯では、スペイン代表DFとして出場し、華麗なボレーシュートを決めました。
レアルの本拠地サンチャゴ・ベルナベウは約8万人という動員を誇ります。圧巻のスタジアムの素晴らしさを体感し、世界最高峰で活躍するナチョ選手の姿を目の前で見ることができたら、子どもたちが何かを感じてくれるのではないかと考え、2017年12月に第1回目の企画を立ち上げました。参加した子どもたちは数日間で大きな希望と夢を抱えて、帰国することができました。
さらに、親元を離れての海外渡航という機会を、サッカーで必要な自主自立のきっかけにも、役立ててほしいと考えています。