<第8回>バイオ人工膵島移植の進捗状況(霜田雅之先生)

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日本での移植実現に向けて尽力を続ける国立健康危機管理機構の霜田雅之先生に、進捗状況を毎月報告していただいております。
第8回は、医療用ブタ膵島を包むカプセルの品質評価に向けた取り組みについてです。

また、バイオ人工膵島移植分野の第一人者である松本慎一先生(日本初の膵島移植医で医療用ブタ開発のために自ら法人まで立ち上げられました)からも、毎月報告していただいております。
【第8回】バイオ人工膵島移植の進捗状況(松本慎一先生)

バイオ人工膵島移植の進捗状況(10月)

バイオ人工膵島移植プロジェクトにご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。皆様の温かいご支援に、チーム一同改めて心より感謝申し上げます。
基盤の一つである国産医療用ブタの飼育施設について、先日の検査により清浄度の高い環境を保持しているとのことでした。安全な移植治療の実現に向けた一里塚と認識しています。
また、バイオ人工膵島の品質確保のため進めているカプセルの品質評価法については、規格化に向けた作業が進行しています。データの再現性向上に成功しており、将来的には、これらの検証データを基に、臨床試験(有効性と安全性を確認するためにある治療法を人に行う試験)申請に必要な安全性のエビデンス(根拠)を確固たるものとして確立してまいります。
引き続き、患者様へ安全で安定した治療をお届けするため、研究に邁進いたしますので、変わらぬご支援をお願い申し上げます。

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◆霜田雅之先生連載記事
▶ <第1回>バイオ人工膵島移植の進捗状況(霜田雅之先生)
▶ <第2回>バイオ人工膵島移植の進捗状況(霜田雅之先生)
▶ <第3回>バイオ人工膵島移植の進捗状況(霜田雅之先生)
▶ <第4回>バイオ人工膵島移植の進捗状況(霜田雅之先生)
▶ <第5回>バイオ人工膵島移植の進捗状況(霜田雅之先生)
▶ <第6回>バイオ人工膵島移植の進捗状況(霜田雅之先生)
▶ <第7回>バイオ人工膵島移植の進捗状況(霜田雅之先生)
▶ <第8回>バイオ人工膵島移植の進捗状況(霜田雅之先生)

◇松本慎一先生連載記事
▶ 【第1回】バイオ人工膵島移植の進捗状況(松本慎一先生)
▶ 【第2回】バイオ人工膵島移植の進捗状況(松本慎一先生)
▶ 【第3回】バイオ人工膵島移植の進捗状況(松本慎一先生)
▶ 【第4回】バイオ人工膵島移植の進捗状況(松本慎一先生)
▶ 【第5回】バイオ人工膵島移植の進捗状況(松本慎一先生)
▶ 【第6回】バイオ人工膵島移植の進捗状況(松本慎一先生)
▶ 【第7回】バイオ人工膵島移植の進捗状況(松本慎一先生)
▶ 【第8回】バイオ人工膵島移植の進捗状況(松本慎一先生)

プロフィール
名前:霜田雅之
国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センター 膵島移植診療科長、膵島移植センター長
国立国際医療研究所 膵島移植企業連携プロジェクト プロジェクト長

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