ノボ ノルディスク ファーマ株式会社は、「インスリン療法が適応となる糖尿病」を効能・効果とする、ノボラピッド®注に続く新規の超速効型インスリンアナログ製剤「フィアスプ®注 フレックスタッチ®、同注 ペンフィル®、同注 100単位/mL」〔一般名:インスリン アスパルト(遺伝子組換え)〕(以下、フィアスプ®注)を、本日2月7日より発売することを発表しました。
▶新規の超速効型インスリンアナログ製剤「フィアスプ®注」〔一般名:インスリン アスパルト (遺伝子組換え)〕、発売のお知らせ(PDF)
2001年に発売されているノボラピッド®注よりも血糖降下作用が速く発現することを特徴としており、ノボ ノルディスク ファーマ株式会社 代表取締役社長のオーレ ムルスコウ ベック氏は次のようにフィアスプ®注を紹介しています。
「フィアスプ®注は、ノボラピッド®注より血糖降下作用がより速く発現し、柔軟な投与タイミングを患者さんに提供できる超速効型インスリン製剤です。生理的なインスリン分泌パターンにより近い製剤プロファイルにより、フィアスプ®注は患者さんの生活を改善できる可能性を秘めています。フィアスプ®注が選択肢の一つに加わることで、インスリン治療を行う患者さん、とりわけ1型糖尿病患者さんのライフスタイルに寄り添った治療 に貢献できることを期待しています。」
フィアスプ®注 フレックスタッチ® (300単位 1キット):1,918円
フィアスプ®注 ペンフィル® (300単位 1筒):1,338円
フィアスプ®注 100単位/mL(100単位1mLバイアル):334円
※1バイアル 3,340円
新医薬品の処方日数制限により、2020年11月末日までは1回14日分(2週間分)の処方が限度であり、2020年12月1日から長期投与可能になる。
2019年9月20日に国内の医薬品製造販売承認を取得し、同年11月19日に薬価基準に収載されたフィアスプ®注は、欧州では2017年1月、米国では2017年9月にそれぞれ承認を取得し、これまでに世界34カ国で発売されている。(2020年2月7日時点)