【The story of a mother】 vol.08 就学時健診と息子の成長

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おはようございます。

すっかり装いは冬モードの笹原です (笑) 。

この時期私の必須グッズとなるのは、天然の抗生物質とも言われる “オーガニックプロポリス” です。私の身体にはとってもあっているようで、抗菌作用も高いとされておりインフルエンザや胃腸炎の時期には利用しています。あとは 『着るタイツ』 !保温性に優れたインナーウエアなのですが、これ最強です(笑) 。

 

意外にもスムーズに過ぎた就学時健診。けれどやっぱり、学びがあった!

さて今回は、就学時健診を終えての投稿をしっかりお伝えして行こうと考えておりましたが、案外ここはあっさりクリア (笑) 。

尿検査や血液検査があるわけではないので、特に学校の先生にお伝えすることもなく……。気をつける事と言えば健診の間見て頂いている学校の先生に、低血糖時は本人が 「力がでない」 と言うので、ブドウ糖を飲ませて欲しいとお伝えしたことくらい。後は終了まで待つのみ!

予想どおり問題なく終了。

 

きちんと自分の状況を伝えられる息子へ、親も信頼してあげる度量が大切と実感

帰り道に、 「何か力ないから、低血糖…」 と、少し元気が無くぽつりと言ったので、大丈夫?我慢してた~?と、ふと出た私の言葉にも低血糖のわりにきちんと答えて、

「今なったんだよ。いつもちゃんと○○先生 (幼稚園の担任) にも言ってるよ!大丈夫だよ、母ちゃん!僕はちゃんと伝えられる!」 と、私の気持ちを汲み取ったかのような言葉を返してきました。6歳の息子の方が大人です。

自宅まであと1分の所で言われたので、とりあえずブドウ糖をその場で飲ませ自宅で測定すると60mg/dL!

少し我慢していたのか……、もしくは初顔合わせのお友だちに少し緊張を感じていたのかもしれないのと、遊べる喜びとでふと気づいたら低血糖だったのかは定かではないですが、そんな事はあまり詮索しません。

きちんと伝えられるか伝えられないのか。あまり我慢し過ぎるのは良くないけれど、この数週間で息子の成長がちょっと進んだのは、幼稚園の担任の先生からも聞いていました。

 

幼稚園では我慢せずに低血糖を伝えられて、さらには血糖値の数字を見て自分で判断し、 「これくらい食べる」 と言うことも少しわかってきているらしいんです!

よって!学校でも環境に慣れれば大丈夫だな!と…

少しほっとしている母ちゃんでした (笑) 。

 

心を鍛えて自分なりに成長していく子どもへ、 「対策」 あれば過度な不安は何もなし!と伝えたい

どんなお子さんでもそうですが、1型糖尿病を持つお子さんにとってもメンタルはとっても大切。

子どもたちはママの心配をそのまま鏡のように自分の心配として映し出してしまいます。だからママは学校はすごく楽しい所で、もしも学校で低血糖を起こしても、きちんと伝えられる・もしくは気づける環境にあれば、要するに対策さえきちんとしていたら不安に思う事は何もないと伝えてあげて欲しいのです。

と、偉そうに言っても私も息子の瑠夏に気持ちを汲み取られるくらいで、教えてもらっているんですけどね!

 

これから入学や進級を迎えるママたち一緒に前進して行きますよーーー!

私もこの子育てと言うありがたい機会に、自分育ても頑張りたいと思います!!!

次回は、私の遠い記憶を引っ張り出し、思春期の時期のお話をしたいと思います。友人のお子さんの相談も交えながらお伝えして行きたいと考えています。

今週もママたち楽しく過ごしましょう~!

プロフィール

名前:笹原加奈子
自身が1型糖尿病患者(1歳発症)。
また、1型糖尿病患者の6歳の息子さん(4歳発症)のお母さん。
日本IDDMネットワーク事務局員
千葉県在住
 

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