はじめまして!
1型糖尿病の娘(8歳)を持つセツコです!
娘が1型糖尿病を発症し、戸惑いや不安からかいてもたってもいられなくなって
1型糖尿病についてネットで色々調べているうちに、日本IDDMネットワークに辿り着きました。
とにかく1人でも多くの人に1型糖尿病の存在を知ってもらいたい!
そんな活動を私もしたい!と強く思い、近畿大学の研究室訪問にも参加させて頂きました。
貴重な体験が出来ましたし、1型糖尿病のことを深く知ることができました。
ここでは、私と娘のリアルな1型糖尿病ライフについて書いていきます。
1型糖尿病は日々発見することがあり、血糖値に一喜一憂している日々です。
まだ、1型糖尿病歴は浅いですがそれでもものすごく濃い毎日です。そんな日々のことが少しでも皆さんの参考に…な…らないかもしれませんが笑
1型糖尿病という病気を多くの人に知って貰えるきっかけになれればいいなと思います。是非よろしくお願いいたします。
発症は6歳
あっという間に保育園も卒園かぁ…最後の年だから色々思い出作りしなければ!と意気込んでいた時に保育園から尿検査の結果が返ってきました。
娘が「これ、私だけ貰ったよ」と差し出してきた検査結果用紙には何やら3+との記載が…詳しくは書いていませんでしたがそれでもすぐに、それが1型糖尿病であることがわかりました。
「ついに来たか…」
そう感じた理由は、夫が1型糖尿病だったからです。驚きで涙を流しながらも夫に報告すると夫もやはり同じような反応でした。
夫の血糖値測定器があったのでそれですぐに娘の血糖値を測定しました。
針を刺さなければいけないので娘は号泣していました。私は見ていられなくなって…泣きながらぼーっとしていたような気がします。(励ましてあげなきゃ…と思いつつもなぜかこの時の記憶があまりありません)
その時の血糖値は確か200ほどありました。
泣き疲れた娘が寝た後にまたこっそり血糖値を測定すると300以上あり、まさに絶望でした。
一生注射をしなければいけない
1型糖尿病なんだろうなぁ…
とひとまず現実を受け止めましたが、やはりすぐに浮かんだのはこの子は一生注射をしなければいけないんだ…と言うことです。
何よりもその悲しみが大きく、娘がいない隙を狙ってひたすら泣いていました。娘本人はまだ詳しいことはわかっていないようでしたが「パパみたいに注射すればいいんだよね?」と冷静でした。
今でも娘は尿検査の結果を見て泣いた私の話をします。「ママが泣いてびっくりして私も泣いてしまった」と。
その時のことを今でもものすごく反省しています。一番辛いのは娘本人ですものね…。母は強くなければいけないのに…!!と。
すぐに病院へ
ひとまず現実を受け入れることにして、尿検査結果が出た翌日には病院へ行きました。
まずはかかりつけの小児科へ…そしてすぐに紹介状を書いて頂き大学病院へ。
検査をしたり、インスリン注射の練習をするために即入院となりました。血糖値測定を自分でするだけでも、針を刺す勇気が出ずに1時間ほどかかりました。
看護師さんや担当医の方みんなで「頑張れー!」と何度も何度も応援しながら、毎回約1時間かけて血糖値測定をしていました笑
娘は割となんでも自分でやりたがりの性格なので、最初から「自分でやる!」と言って聞かなかったのです。
いざ、インスリン注射をするとなった時、これはまた時間かかるだろうなぁと予想していましたが…
なんと自らインスリン注射器を持ち、プスっとお腹に注射をしたのです。担当医の方は「まるで侍が刀を振りかざすような勇ましさだった…」と言っていました笑
それからは血糖値測定もインスリン注射もあっという間にマスターしてくれて、娘の強さを実感しました。
自分が代わってあげることができればなぁと何万回思ったことか…
どうして私じゃいけなかったんだろう…なんでこの子が?と落ち込んでいましたし、今もとてつもなく落ち込むことがあります。
でも現実を変えることはできないのでしっかり向き合っていく事にしました。
1型糖尿病ライフのスタート!!
なってしまったものは仕方がありません。
深い悲しみから、立ち直れなくなるかもしれない…と感じることもありましたが、そんなことを言っている場合ではありません!
こうなったらとことん1型糖尿病ライフを楽しんでやろうじゃないか!
と娘と決意しました。
今後は保育園の転園であったり、離婚(笑)に伴う引っ越し、小学校入学…などなど様々な出来事を基に1型糖尿病ドタバタライフをお送りしていこうと思っています!