<第7回>バイオ人工膵島移植の進捗状況(霜田雅之先生)

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日本での移植実現に向けて尽力を続ける国立健康危機管理機構の霜田雅之先生に、進捗状況を毎月報告していただいております。
第7回は、安全で安定した移植の実現に向けた取り組みについてです。

また、バイオ人工膵島移植分野の第一人者である松本慎一先生(日本初の膵島移植医で医療用ブタ開発のために自ら法人まで立ち上げられました)からも、毎月報告していただいております。
【第7回】バイオ人工膵島移植の進捗状況(松本慎一先生)

バイオ人工膵島移植の進捗状況(9月)

バイオ人工膵島移植プロジェクトにご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げます。
プロジェクトの進捗をご報告させていただきます。国産の医療用ブタを飼育する施設については、工事が最終段階に入っているとのことです。稼働後いよいよ特定の病原体がいないブタ膵島を用いた本格的な実験を始動させます。これは、安全な移植治療を実現するための大きな一歩となります。
また、バイオ人工膵島の品質を確保するため、医療用ブタ膵島を包み込むカプセルの品質評価法をさらに改良し、規格化に向けた作業を進めています。これらの取り組みは、患者さんへ安全で安定した治療をお届けするための基盤を固めるものです。
引き続き、チーム一丸となって研究に邁進してまいりますので、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

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◆霜田雅之先生連載記事
▶ <第1回>バイオ人工膵島移植の進捗状況(霜田雅之先生)
▶ <第2回>バイオ人工膵島移植の進捗状況(霜田雅之先生)
▶ <第3回>バイオ人工膵島移植の進捗状況(霜田雅之先生)
▶ <第4回>バイオ人工膵島移植の進捗状況(霜田雅之先生)
▶ <第5回>バイオ人工膵島移植の進捗状況(霜田雅之先生)
▶ <第6回>バイオ人工膵島移植の進捗状況(霜田雅之先生)
▶ <第7回>バイオ人工膵島移植の進捗状況(霜田雅之先生)

◇松本慎一先生連載記事
▶ 【第1回】バイオ人工膵島移植の進捗状況(松本慎一先生)
▶ 【第2回】バイオ人工膵島移植の進捗状況(松本慎一先生)
▶ 【第3回】バイオ人工膵島移植の進捗状況(松本慎一先生)
▶ 【第4回】バイオ人工膵島移植の進捗状況(松本慎一先生)
▶ 【第5回】バイオ人工膵島移植の進捗状況(松本慎一先生)
▶ 【第6回】バイオ人工膵島移植の進捗状況(松本慎一先生)
▶ 【第7回】バイオ人工膵島移植の進捗状況(松本慎一先生)

プロフィール
名前:霜田雅之
国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センター 膵島移植診療科長、膵島移植センター長
国立国際医療研究所 膵島移植企業連携プロジェクト プロジェクト長

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