【患者の声】1型糖尿病患者のるかくんの場合

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1型糖尿病患者は、血糖値を計測してから注射器等を使ってインスリンを体内に補充します。血糖値を測定するためには、指先に針を刺して血を出さなければなりません。注射だけでなく、血糖値を測定するときにも針を刺しています。

今回は1型糖尿病患者のるかくんと、お母さんの現状をご紹介します。

 

るかくん8歳(1型糖尿病患者)の声

突然毎日注射や血糖測定をしないといけないって言われて、ぼくは注射が大嫌いだから「どうして、こんなことになっちゃったのかな」って悲しくなりました。毎日泣いて逃げました。
でも母ちゃんを見ていたら、頑張れば楽しくできるんだって思いました。
(るかくんのお母さんも1歳から1型糖尿病です。)

 

るかくんのお母さん(1型糖尿病患者)の声

息子も私も指先が敏感なので、二人とも血糖測定は正直好きではありません。人によっても違うのでしょうが、私は注射より血糖測定の針の方が痛いです。特に、これからの季節はひび割れと格闘です!
息子は、自分が楽しむために!と目標を立てられる様になったその日から、コントロールと共生するようになりました。そして、今は全て自分でやれるようになりました。
でも、やはり高血糖や低血糖で体調が悪いと気分も悪くなるので「痛いから嫌だな…」と、針を拒否。どうしても血糖コントロールには針がつきものなのですが、成長期の子ども達には精神的な気持ちのコントロールを最優先させてあげたいです。

 

子ども達の声に力を貸して下さい!

他の1型糖尿病患者さんでも、インスリン注射よりも血糖値測定の針を刺す方が痛いという方もいます。しかも、寒くなると指先は敏感なので、乾燥やしもやけの手に針を刺すととても痛く感じるそうです。

インスリン補充を続けるために、年間3000回もの針を刺し続けている1型糖尿病患者の方々。
毎日何回もコントロールの為に、針を体に刺す子ども達。
子ども達の声に力を貸して下さい!
よろしくお願いいたします。

 

ふるさと納税での研究支援

現在、日本IDDMネットワークが取り組んでいる佐賀県へのふるさと納税による1型糖尿病根絶に向けた支援は、下記リンク先からご覧ください。

【引き続きご支援ください】一生、毎日5回の注射を打たなければならない「不治の病」から子ども達を助けたい |ふるさと納税のガバメントクラウドファンディングは「ふるさとチョイス」

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