「PRESS IDDM」 のニュース記事にまつわる方針についてお知らせします

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現在、大手IT系企業が発信する 「まとめサイト」 において問題が相次ぎ、各社記事非公開の対応をとっています。「PRESS IDDM」 は糖尿病にまつわる情報発信を行っていますので、改めて記事構成における方針を明確にしつつ、社会的状況を鑑みながら今後の編集コンテンツのブラッシュアップを進めてまいります。

 

一連の問題が可視化される発端になったのは、医療健康を扱う媒体において事実関係や根拠が不明瞭な情報を発信していたこと、またそれらの記事が検索結果の上位となるよう構成されていたことです。検索結果の上位にあがることでユーザーは 「より信憑性がある」 と感じやすい心理状態にあるとされ、根拠のない医療健康情報が有害になるとされました。もう少し詳しく説明しますと、SEO(検索エンジン最適化)を利用し、検索されやすいキーワードを選んで根拠の疑わしい記事を量産し収益化を図っていたということです。

このことについては他に詳しく解説している方々がいらっしゃいますのでここではこれ以上は語りません。

「検索されやすい」 、検索上位ヒットが目的となった記事の内容はチェック体制もなく、引用時に必要な出典の明記などもルールの徹底化がされていなかったことが報道で明らかになっています。それによって起きる弊害は冒頭に挙げた、一般的に読者は 「検索上位の記事を信頼する傾向にある」 という事実を考慮する必要があります。こと医療や健康にまつわるテーマにおいて、根拠の不確かな記事を信頼してそれを実際に試してみた結果がよくない状況になる可能性は高いと考えられます。それだからこそ大きな問題として発展したのです。

ご存知のように 「PRESS IDDM」 では、さまざまな糖尿病関連ニュースをご紹介しています。

基本的にはプレスリリースや主となる情報源が存在する内容から引用・出典のルールに基づいた記事を作成したり、あるいは大手メディアの記事をソースとした記事を発信しています。筆者それぞれの個人的見解を排した構成にし、記事の一つひとつを複数のチェック責任者を経過したもののみを公開しています。しかしながら完全独自取材による記事はまだまだ少ないのが現状です。

一連の騒動を他人事とせず、読者に害する情報とならないよう一層のチェック体制の構築と法の順守を徹底してまいります。同時に、ニュースをメインで発信してきた体制も検討し、編集コンテンツの刷新と強化も随時進めていく所存でございます。

少しずつ変革を進めてまいりますので推移ともども皆さま方には第三者の確かな視点でお見守りいただけましたら幸いです。

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