【第6回】歯周病は糖尿病の合併症〜知って良かった!歯と健康のお話〜

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歯周病が糖尿病の合併症?!

糖尿病の合併症の一つに歯周病があることはご存知でしょうか。

糖尿病の患者さんは糖尿病教室や内科あるいは小児科の主治医から網膜症や腎症などの合併症は教わったことがあると思います。

しかし、歯周病についての話はほとんど聞いたことがないのではないでしょうか?

歯周病の大半は長年の生活習慣により起こる病気で、生活習慣病の一つとされています。

したがって図のように日本糖尿病学会においても歯周病は糖尿病の合併症と位置づけされているのです。

(図)歯周病は糖尿病の合併症であることについて

 

定期的な歯科検診を!

血糖コントロール不良の糖尿病患者さんには進行した歯周病が多くみられます。

逆に、2型の糖尿病患者さんに歯周病治療をした結果HbA1cが0.4~1.0%改善されたとの報告もあります。

以上のことから、糖尿病患者さんは定期的に内科受診をするのと同じように、症状がなくても歯科検診を定期的に受けることがとても大切なのです。

次回は歯周病と糖尿病の相互作用について説明します。

<関連記事>

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▶【第5回】歯周病と全身との関連〜知って良かった!歯と健康のお話〜

▶【第6回】歯周病は糖尿病の合併症〜知って良かった!歯と健康のお話〜

 

栗原幹直(くりはら みきなお)

徳島大学歯学部卒後、岡山大学歯学部歯周病態学講座入局。2004年広島県三原市に「くりはら歯科医院」を開業。日本歯周病学会歯周病専門医、日本糖尿病協会登録歯科医、1型糖尿病患者専門受け入れ歯科医院。

 

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