日増しに春らしく暖かくなってきましたね。
4月に小学校へ入学のお子さんがいらっしゃる保護者のみなさんは、1型糖尿病の説明準備をはじめている時期と思います。
学校、幼稚園、保育園、認定こども園の先生のための1型糖尿病マニュアルを作成しましたので、ご活用ください。
https://japan-iddm.net/publication/type1m_4_t/
1型糖尿病の児童生徒との関わり方、緊急時の対応や学校生活でのポイントを動画でわかりやすくお伝えしていますので、先生方にご案内ください。
https://www.youtube.com/watch?v=o_aHRfsrA4U
学校へのご相談は…
発症時期や子どもの成長によっても、注射などの手技も同じ学年でも一人ひとり全く違うので、お子さんの今できること、もう少しでできそうなこと、そしてまだお手伝いが必要なことなどをきちんと見極めることが大切です。
そして、子どもは幼くてもきちんと自分の考えは持っているし、性格の違いもあります。1型糖尿病のことも含め、学校生活でどう過ごしていきたいかを本人とよく話し合い、学校に支援ではなく年齢に合った自立のお手伝いを相談していただけたらと思います。
また、年々自分で対応できることが多くなってきます。最終的には、自分のことは自分できるよう、本人と保護者、そして学校と相談をすすめていってください。
学校は、子ども達が保護者がいなくても社会生活の第一歩をスタートできる、そして保護者も成長できる、素晴らしい社会生活の体験の場だと思ってください!!
お子さんは、教科書で学べないことを学校生活でたくさん学べます!
トラブルは、成長のもと!
もちろん社会生活なので、子ども達も毎日楽しいことばかりではありません。運動や授業中に低血糖になったり、友だちに病気のことを聞かれていやな想いをすることも。ただ、それもトラブルが起こってこそ、初めて乗り越えて対応できる大切な経験です。この経験が成長につながることを保護者のみなさんはよくご存知だと思います。
だから、そんな時は、ギュッと抱きしめて、「よく頑張ったね!」そう伝えてあげてください。そしてトラブル時は、どうすればいいかを一緒に考えてあげてください。
また担任の先生に相談が必要な時は、対応策も含めよく話し合いをすると、より素敵な関係を築くこともでき、子ども達も楽しい学校生活を送れます。
関係を学び成長しよう!
繰り返しになりますが、子ども達にとって、学校は大切な社会生活を学べる場所です。まだ入り口とは言え、集団行動をし、家庭とは違った生活を知り、人との関係性も学びます。大げさではなく、ここで生きる力も育みます。そして学校に慣れてくれば、学校外にも活動範囲は広がり子ども達の世界も広がります!そして、大人も子どもも、人との関わり合いの中で成長します!!
こんな風に書いている私も、息子の入学当時は少し心配もありました。今ではなんでも挑戦してきなさい!そう背中を押しています!!それも学校の先生(担任や保健の先生)や息子のお友だちに協力いただきながら、関係を学ばせてもらったからです!
今後もしっかりと学び、成長したいと思っております!!
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子どもの学校生活で給食も開始、インスリン量の決め方がちょっと心配…。
カーボカウントをきちんと理解すると、糖質量に対するインスリン量が計算できます。
カーボカウントについて一から学びたい1型糖尿病患者・家族向けの基礎講座~応用編まで。とてもわかりやすく解説もされています。オンデマンド(必要な時に繰り返しご覧いただくことができる)で繰り返し確認できる「カーボカウント講座」の動画の動画ご紹介です。
各動画は、動画共有サイト「Vimeo(ヴィメオ)」にて販売いたします。
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